今日もみすゞさんのページに

来ていただきありがとうございました。

猫の手舎では一年365日、

毎日みすゞさんの詩と鈴木澪のイラストを

紹介させていただいています。

 

 

「きょうのみすゞさんの詩は・・・」

 

「お月さまの唄」です。

 

「あとさま、なァんぼ。」

 

「あとさま、なァんぼ。」

 

ばあやは教へてくれました、

 

ちやうどこのよな夕月に。

 

「十三、九つ。」

 

「十三、九つ。」

 

いまは、弟に教へます、

 

おなじお背戸で手々ひいて。

 

「まだ年や、わァかいな。」

 

「まだ年や、わァかいな。」

 

私はこのごろ唄はない。

 

お月さまみても、忘れてた。

 

「あとさま、なァんぼ。」

 

「あとさま、なァんぼ。」

 

みえぬばあやが手々ひいて、

 

おもひ出させてくれるよな。

 

(お月さまの唄:金子みすゞ)

 

『金子みすゞ全集』

(JULA出版局)より

 

 

月令という言葉はいつから

 

使っていたのでしょうか。

 

昔の人たちは、自然をよく観察して、

 

自分たちの生活に取り入れていました。

 

昔の月は今見る月よりもっともっと

 

大きくきれいだったのでしょう。

 

大きなきれいな月を見ると、

 

まだ元気だったおばあさんのことを

 

思い出します。

 

みすゞさんもおばあさんの

 

教えてくれたことを思い出します。

 

鈴木 澪

  

※大西 進先生は、みすゞさんの詩のすべてに作曲された音楽家です。

私、鈴木 澪は先生にみすゞさんの歌を歌うコーラス部に参加し、大西先生に指導をうけました。

そして、先生の影響でみすゞさんの詩にイラストを描くことを始めました。

 

みすゞさんの詩画集も作っています。

金子みすゞ詩画集(鈴木澪イラスト)

 おのおの16点の詩とイラストを掲載しています。

 第1集「みんなちがってみんないい」

 第2集「見えぬものでもあるんだよ」

 第3集「みんなを好きに」

 

また明日もぜひ遊びに来てくださいね!

お待ちしています。猫の手舎