今日もみすゞさんのページに

来ていただきありがとうございました。

猫の手舎では一年365日、

毎日みすゞさんの詩と鈴木澪のイラストを

紹介させていただいています。

 

 

「きょうのみすゞさんの詩は・・・」

 

「折紙あそび」です。

 

 あかい、四角な、色紙よ、

 

これで手品(てづま)をつかひましよ。

 

私の十のゆびさきで、

 

まづ生れます、虚無僧が。

 

みるまに化(な)ります、鯛の尾に、

 

ほらほら、ぴちぴちはねてます。

 

鯛もうかべば帆かけ舟、

 

舟は帆かけてどこへゆく。

 

その帆おろせば二艘舟、

 

世界のはてまで二艘づれ。

 

またもかはれば風ぐるま、

 

ふつと吹きましよ、まはしましよ。

 

まだも變はつてお狐さん、

 

コンコン、こんどはなんに化きよ。

 

そこで化けます、紙きれに、

 

もとの四角な色紙に。

 

なんてふしぎな紙でせう、

 

なんて上手な手品でせう。

 

 

(折紙あそび:金子みすゞ)

 

『金子みすゞ全集』

(JULA出版局)より

 

 

日本の折紙は本当にすばらしい。

 

誰が最初に考え出したものなのでしょうか?

 

ただの四角の紙が実に色々なものに

 

姿を変えて楽しませてくれます。

 

鈴木 澪

 

 

「だまし」といって、男の子も夢中でした。

 

昔、紙はキチョウ品でしたから、

 

一枚でいく通りものあそびをしましたっけ。

 

折ってのばして、また折って。

 

大西 進

 

※大西 進先生は、みすゞさんの詩のすべてに作曲された音楽家です。

私、鈴木 澪は先生にみすゞさんの歌を歌うコーラス部に参加し、大西先生に指導をうけました。

そして、先生の影響でみすゞさんの詩にイラストを描くことを始めました。

 

みすゞさんの詩画集も作っています。

金子みすゞ詩画集(鈴木澪イラスト)

 おのおの16点の詩とイラストを掲載しています。

 第1集「みんなちがってみんないい」

 第2集「見えぬものでもあるんだよ」

 第3集「みんなを好きに」

 

また明日もぜひ遊びに来てくださいね!

お待ちしています。猫の手舎